アクセサリーやオリジナルTシャツなどを手軽に販売できる無料オンラインショップ開設サービスのBASE
。
こんな疑問を解決します。

・どんな商品、ヒトにおすすめ?
・集客はどうすればいい?

2017年に物販事業を行っており、その際にBASEを利用した経験があります(現在は事業はクローズ)。
BASEのポイント
- 販売単価+送料に、手数料がかかる
- 単価が高い商品にはおすすめ
- BASE.Mag・インスタグラムで集客
- 低単価の1点ものは不向き
ひとつずつ解説していきます。
BASEの基本情報
BASEとは、100万ショップと突破した、登録・月額無料のオンラインショップ開設サービスです。
600万の利用者がいるBASEアプリで自分の商品をアピールできるため、ハンドメイドクリエイターや副業にもおすすめのサービスです。
インスタグラムでの販売機能や在庫不要のオリジナルTシャツ作成アプリもあります。
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BASEの手数料
BASEの手数料は全部で5つです。
BASEの手数料
- 登録料と月額料金が無料
- BASEかんたん決済手数料
売上(商品代金+送料)×3.6%+40円 - サービス利用料
売上(商品代金+送料)×3% - 振込手数料
一律250円 - 事務手数料
売上2万円未満500円、売上2万円以上0円
登録料と月額料金は無料
BASEの魅力のひとつが、登録料と月額料金が無料という点。
販売できる商品があれば、すぐにオンラインショップを開設できるので、腕試しに自分の商品を販売したい方や初期費用をかけたくない方におすすめです。
送料込みの売上に手数料がかかる
BASEの手数料は販売商品ではなく、注文(販売商品代金+送料)に対して「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」がかかります。
【例】1100円(税込)の商品を購入・送料が550円(税込)の場合
【BASEかんたん決済手数料】
(1100円+550円)×3.6%+40円=99円
【サービス利用料】
(1100円+550円)×3%=50円
BASE手数料=149円となります。
※BASEの手数料は小数点は四捨五入です
ポイントは手数料の計算式に送料が含まれていることです。
送料は100%経費になるため、利益は0円です。
つまり、上記の計算だと全体(送料込みの売上)に対する手数料率は約9%ですが、商品に対しての実質手数料率は15%となります。
売上金の振込に手数料がかかる
BASEでの売上をオーナーの銀行口座に振り込むためには、振込手数料(一律250円)と事務手数料(売上2万円未満500円、売上2万円以上0円)が必要です。
そのため、振込金額が2万円を下回る場合は損になります。
BASEは「振込申請」という自分のタイミングで振り込みを依頼できるため、手数料を節約したい方は売上金が2万円を超えるまで待つのがおすすめです。
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高単価の商品がおすすめ!
BASEの手数料のポイントは、以下の2点です。
- 注文毎(販売商品の代金と送料)に手数料がかかる
- 注文毎に40円という手数料がかかる
この2点は、単価が安い商品ほど利益率を圧迫します。
単価が安い商品と単価が高い商品でくらべてみましょう。
送料はどちらも550円(税込)で計算します。
【商品1100円(税込)の場合】
・BASEかんたん決済手数料
(1100円+550円)×3.6%+40円=99円
・サービス利用料
(1100円+550円)×3%=50円
手数料合計=149円
送料を除いた実質の手数料率=約15%
※商品代1100円に対して、手数料149円の割合
【商品5500円(税込)の場合】
・BASEかんたん決済手数料
(5500円+550円)×3.6%+40円=258円
・サービス利用料
(5500円+550円)×3%=182円
手数料合計=440円
送料を除いた実質の手数料率=約8%
※商品代5500円に対して、手数料440円の割合
商品単価が安い場合、商品販売価格に対する実質の手数料率が高くなり、利益率が低くなってしまいます。
オリジナルTシャツ(約3,000円)や5,000円を超えるハンドメイド作品、さらには量産できる商品がBASEでの販売はおすすめです。
BASEでは、在庫を持たずにオリジナルTシャツを販売できるTシャツ作成アプリが人気となっています。
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結論:BASEは高単価・量産できる商品の販売におすすめ!

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BASEにおすすめの集客方法
BASEではインスタグラムやBASEが運営するBASE.Mag・個人ブログで集客することがおすすめです。
インスタグラム(SNS)
BASEには、販売商品をインスタグラムで直接販売できる機能があります。
インスタグラムのタグを使って、自分の商品をアピールできるため、集客も可能です。
BASE.Mag・個人ブログ
BASEでは、文章を書くことが好きな人にもおすすめです。
BASE.Magでの集客
BASE.Magとは、BASEが運用しているブログメディアで、ショップオーナーが自分の言葉で商品をアピールできます。
掲載には審査が必要ですが、写真と魅力がしっかりとしていれば、難なく合格できます。
BASE.Magに掲載されると、アクセス数がかなり増えます。
審査に落ちても何度もチャンレンジできるので、どんどん書いて申請しましょう。
個人ブログでの集客
個人ブログを開設して、Googleの検索やSNS(インスタグラムやTwitter)からの集客もおすすめです。
個人ブログでは、販売者の人柄なども発信できるので、固定のファンがつきやすいといえます。

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BASEに向く人・向かない人
BASEは、販売する商品の内容によって、向いている人と向かない人がいます。
〇:高単価×商品数(少)×量産可×挑戦者
BASEの販売に向く人はこんな特徴があります。
ポイント
- 販売単価の高い商品を用意できる人
- 腕試しに販売を行いたい人
- 商品数が少なく、量産できる人
販売単価の高い商品を用意できる人
BASEの手数料は販売単価が高いほど実質手数料率が安くなり、振込に必要な事務手数料も売上金2万円以上で無料となります。
腕試しに販売を行いたい人
BASEは登録料・月額料金が無料のため、腕試しに物販事業を始めてみたい方でも、すぐにオンラインショップを開設できます。
商品数が少なく、量産できる人
商品数が少なく、量産できる商品は更新頻度が少ないため、販売にかける労力も少なくなります。この点も物販の利益率を高める重要なポイントです。
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×:低単価×商品数(多)×1点もの
販売単価が安く、商品数が多い、さらに1点ものなどの商品を販売する人にはBASEは不向きです。
例えば、女性に人気の副業でもあるハンドメイドアクセサリーは競合も多く、単価が安いため、BASEには不向きと言えます。
1点ものは高単価ではあるものの、「ハンドメイド=安い」という世間のイメージもあり、相当高いクオリティーのものでないと厳しいといえます。
また、個人で量産できる量も限られているため、量産するにも不向きなジャンルといえます。
商品を紹介するBASE.MagへのエントリーやSNSでの発信も商品ひとつひとつに行わなければならず、労力の割には利益率が低くなります。
BASE:まとめ
BASEは登録料・月額料金が無料とあって、誰でもオンラインショップを開設できる優れたサービスです。
物販の副業を考えている方や、他の収入源が欲しい自営業の方にもおすすめです。
ご紹介したとおり、単価が安いと実質の手数料率が高くなるため、3000円付近での商品を販売できる方であれば、お試しに登録してみて、使い勝手を確かめてみるのもおすすめです。
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